給食~♪ おお給食~♪(※注 歌っています~(笑))
給食は毎日の生活の中で
いわば
一大イベントなのでございます。
私が勤めていた学校は
全て自校で給食を作っていました。
調理員さんがいらっしゃって
給食を作ってくださるんです。
ですので
四時間目の終わりころになると
給食室に近い教室では
いい匂いが
漂ってきます。
「あ、カレーのにおいがするぅ。」
とか
「今日はシチューの日だ。」
とか
「あー、お腹空いたぁ~。」
とか。
子どもたちも美味しい匂いに誘われて
給食に思いを馳せるのです。
そして
始まる給食の時間。
給食当番さんが準備をして
おかず分けが始まります。
その他の子どもたちはお盆を持って
お箸、
ご飯(orパン)、
浅いお皿のおかず
(野菜炒め、
サラダ、
お魚、
空揚げなどなど)
深いお皿のおかず
(お味噌汁、
カレー、
シチュー、
八宝菜、
中華スープなどなど)
をお盆の上に載せて自分の席に戻ります。
給食当番さんの分は
同じグループの子が
配膳してあげることになっています。
そして、
全員の分を配膳し終えると
当番さんが前に出てきて
いただきますのあいさつをして
給食を食べ始める。
と
これが一般的な流れです。
ですが、
時々
ハプニングが起きます。
そう
そうなんです。
ガッシャーン!!
子どもたちが
お盆を誤ってひっくり返してしまうことが
あるのです。
お味噌の場合とかですと
床には
お汁に混じって
わかめや
お豆腐や
ねぎなどが
こぼれています。
あらあら
と思いながら、
私はその時のために常備してある
トイレットペーパーを取りに行き
後始末を始めます。
すると、
周りにいる子どもたちもすぐに駆け寄ってきて
一緒に床を拭いたり
具材を集めたりしてくれるのです。
中には
「大丈夫?熱くなかった?」
と
こぼしてしまった子を気遣う子もいます。
ですので
ありがたいことに
あっという間に後片付けは終わります。
でも
ここで
もう一つ問題が。
お味噌汁がまだ食缶に残っている場合はいいのですが
みんなに分け終わってしまって
食缶の中に残っていない場合があるのです。
そんな時は
「お味噌汁を分けてくれる人はいますか?」
と聞きます。
すると、
「私のを。」
「ぼくのを。」
と言って子どもたちが
協力してくれるんです。
次々と。
ほんとに
ありがたい!
うれしい!
すばらしい!
私は
いつも感心していました。
友達が困った時
協力する力が子どもにはあります。
おかずだって食べ盛りの年齢ですから
分けるのが嫌だと思う子もいるでしょう。
でも
友達のためにみんなでちょっとずつ
協力し合って。。。
その子どもたちの気持ちが
とてもうれしくて
私の方が学ばさせてもらっていました。
ちなみに
牛乳瓶が割れることもよくありました。
余談ですが
牛乳瓶って、
割れる時は
粉々になるんですよ。
知ってました?
口の辺りとか、
底の辺りはまだ原型をとどめているのですが、
その他の所は
ほんと粉々。
びっくりするくらい粉々。
2m以上も飛び散ることがあるので
この時ばかりは
手伝ってくれようとする子どもたちを
制止して
「ここはガラスが飛び散っていて危ないから
みんなは近寄らないで下がっててね。」
と言って私がが後始末をするのですが
何かできることはないかと
協力してくれようとする
その
子どもたちの気持ちが
うれしかったです。
あなたのお子さんが
何か協力したいと言った時
例えそれが
あまり役に立たないようなことでも
すぐに拒否せずに
させてあげて下さい。
そして、
「ありがとう。助かったわ。」
と言ってあげましょう。
危険だと思う時にも
「それは危険だから、やらなくてもいいよ。
でも、○○ちゃんの気持ちはとてもうれしかった。
ありがとうね。
次に何かできることがあったら手伝ってね。」
と言ってあげてください。
それだけで
自分も役に立てるんだという
自己効力感がアップすることでしょう。
そして
自分の気持ちを認めてもらうことは
自己肯定感の向上にもつながります。
おすすめです。
今日のまとめです。
子どもには友達が困っているときに
協力し合おうとする気持ちがあるので
その気持ちを大事にして
認めてあげることが大事です。
そうする事が
自己効力感や自己肯定感のアップにつながります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
編集後記
欠席の子が一人いるとその子の分
残るおかずやデザートがあります。
例えば
ミニトマト二個
例えば
空揚げ2個
例えば
プリン一個
といった具合に。
で
そんな時
私のクラスでは、
毎回恒例の
希望者による
大ジャンケン大会の始まり、はじまりぃ~
となりました。
子どもたちはまず
自分がどこに立候補するか決めます。
ミニトマトなのか
焼き魚なのか
プリンなのか
思案のしどころですね。
で、
それぞれにジャンケンをして
勝った子が
その品物をもらう
そんな仕組みにしてました。
で、
白状しますと
私も
たま~に、ごくたま~にそのジャンケンに立候補してました~(笑)
例えば
プリン
の時なんかです。
スイーツ好きなんです。
すると
子どもたちは
すかさず
「先生、大人げない!」
と言います。
「うん、ごめん。大人げないんですぅ!」
とこれまたかなり大人げない言葉を返し
ジャンケンをします。
「最初は、グー
ジャンケン、ポン!」
いつも
超真剣にジャンケンするのに
なんと勝率0%でした~(涙)
恐るべし
子どもたちの
ジャンケン力!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※あなたから質問受け付け中~♪
「○○についてどう思いますか?」
「こんな時どうしたらいいと思いますか?」
「おすすめの○○を教えて下さい。」
などなど
あなたからの質問をお待ちしています。
遠慮せず、ぜひっ!!