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今日は、宝物ファイルプログラムを始めたきっかけ
についてお話します。
このお話は
長くなっちゃいますので
二回に分けてお話しますね。
すみません。
ご了承くださいませ。
さて、本題に入りますね。
実は、その日は
突然やってきました。
「あの日、あの時、あの場所で
君に会えなかったら~♪
僕ぅらはいつまでも
見知らぬ二人の~まま♪(注:今日も歌ってますっ)」
おっと
これは
「ラブストーリーは突然に」
でしょ!?
というあなた。
さすが
鋭い!
好きだったんですよね~。
この歌。
あ、もちろんドラマもです。
などという話はさておいて(ごめんなさい、次こそ本題です(汗))、
今日は、
宝物ファイルプログラムのヒントにさせていただいた
出会いについてお話ししますねっ。
ほんとに、
それは
突然やってきました。
しかも
思いがけないところから、
です。
教師になって
子どもたちから
「どの子にも必ずいいところがある」
と教えてもらった私は
事あるごとに
子どもたちに伝えていました。
「人間、勉強も大事だけれど
それよりも大事なのは
人間性。
人間性っていうのはね
やさしさとか
おもいやりとか
やる気とか
勇気とか・・・。
その方が
何倍も大事なのです。」
ということを
教室で話したり
黒板に書いたり
日記のコメント欄に書いたりしていました。
そして、
子どもたちみんなにいいところがあるのに
学力でしか判断されないことが
とても残念でした。
ですので
子どもたちが学校を卒業する時には
「みんなには学力だけでは測れない
いいところがたくさんあるから
どうぞそれを自分で認めて
ずっと自分のことを
大好きでいてね。」
とも伝えてきました。
そんな日々が何年間も続きました。
そして、
その日は
突然きました。
それは2000年の
10月の終わりのことでした。
私40歳でございました~(^^♪
年齢バレバレですが
ま、いいんです。
この際、
さらっと
さらっと
聞き流してくださいませ~(笑)
で、話を戻します。
学校では、春と秋に
指導主事訪問日という日があります。
これは
各教員委員会の
指導主事という方が
学校に見えて
教師の授業を見て
ご指導をしてくださるという日です。
1日で見ていただいてご指導もいただくので
授業を最初から最後まで
見ていただく教師二人と
1時間に半分~三分の一くらい見ていただく
残りの教師に分かれます。
授業を最初から最後まで
全部見てもらってご指導いただく場合を
全体授業とか共参授業とか言います。
(地域によって呼び方が違います)
私は、
この時
指導主事の先生に
見ていただいて
ご指導いただきたい授業があったので
共参授業の授業者に立候補しました。
理科の授業です。
子どもたちが実験を自分で次々と考えて行い、
そこで見つけたことを
画用紙にまとめて
発表する、という主旨のものです。
当時
理科の授業では
実験一つ、というやり方が
スタンダートでした。
実験する内容があらかじめ決まっていて
子どもたちは
予想を立てて実験に取り組み
その結果をまとめる。
でも、
私がやってみたかったのは
違いました。
もちろん、
予想→実験→結果のまとめ
という方法もとても大切です。
ただ、
学ぶ内容によっては
子どもたちが自分の頭で考えた実験を
一時間のうちに次々やってみて
そこから原理を発見する授業の方法があると知り
「これは楽しそう!」
「そして何より、子どもたちが自分で発見していくところが
面白い。」
「理科の好きな子が育つわ。」
と思いました。
私が選んだのは
小学校5年生の
理科の「てこ」の所です。
(大学時代に中学校理科&高校生物の教員免許を取ったので
理科が大好きなんです。)
授業当日
体育館に、
○3mの長い棒
○10kg位の砂が入った砂袋
○机
○支点にする木材
を12組用意して
子どもたちには2人一組で自由に実験をさせました。
支点と力点と作用点の位置を
どのようにしたら
おもりが軽く感じたか。
あるいは
重く感じるか。
小指一つで
重たい砂袋を持ち上げられることを
発見した子どもたちは
大喜び。
授業はとても盛り上がりました。
授業が終わってからの
研究会でも細かいご指摘はあったものの
おおむね
好評でした。
でも
その授業の日から1週間後のある日
私よりもさらに10年以上年上の先生(女性です)と
職員室で二人きりになった時
その事件は起きました。
(いつの間にか事件になってる~(;’∀’))
その先生を仮にO先生としますね。
O先生「岩堀先生、ちょっと。」
岩堀「はい、なんでしょぅか?」
O先生「この間の理科の授業のことなんだけど。」
岩堀「あ、はい。」
O先生「私はね、理科の授業というものは
1時間に実験一つ、だと思うの。」
岩堀「はい。それは私も知っていますが、
今回は子どもたちに自由に実験を」
O先生「だから、それはおかしいんじゃないかって
言ってるの。そもそも理科というものはね、(延々と続く)」
岩堀「・・・。」
反論しても無駄だと思った私は、最後には
「先生のおっしゃることはわかりました。
ご指摘ありがとうございました。」
と言いました。
でも
なんだかスッキリしません。
(次号に続く。長くなっちゃったので、ごめんなさいm(__)m)
もしあなたなら
この後どうしますか?
ちょっとだけ考えてみて下さいませ~
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編集後記
大坂なおみ選手ですが
昨日のパリバWTAファイナルズの
第三回戦で
途中棄権となりました。
脚にテーピングをしながらの試合でしたが
苦渋の決断だったと思います。
私も
過去の話ですが
ずーーーっと以前に
テニスプレイヤ―でした(笑)
でも
国体予選の二日前に
練習中にケガをしてしまいました。
左脚側副人体損傷という怪我でした。
せっかく予選に出られる
成年女子四人のうちの一人に選ばれたのに
とても残念でした。
その時に
治療してくださった先生が
「スポーツは怪我との戦いです。」
とおっしゃったのです。
その通りだと思います。
せっかくきつい練習をしてきても
怪我で実力を発揮できずに
終わるのはとても残念なことです。
ですので
世界で戦っている大坂選手を始め
がんばっているスポーツ選手のみなさんには
怪我をせず
思う存分スポーツに打ち込んで欲しいと思います。
大坂なおみ選手の一日も早い回復を
お祈りしています。
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「こんな時どうしたらいいと思いますか?」
「おすすめの○○を教えて下さい。」
などなど
あなたからの質問をお待ちしています。
遠慮せず、ぜひっ!!