今日は子どもにはみんないいところがあるシリーズ(独断と偏見でシリーズ化してますっ)の
続きでございます。
前回は
子どもには
「まずやってみる力」がある
というお話をさせていただきました。
今回も
その続きといえば続きのような
そんなお話です。
突然ですが
質問です。
あなたは子どもの絵が好きですか?
私は好きです。
はい、大好きです。
例えばこんな絵や
こんな絵などです。
見ていると
なぜだか心が温かく
ほんわかとしてきませんか?
決して
すごく上手ではないかもしれません。
実物とそっくりには描けていないかもしれません。
でも
子どもたちの絵には
そこはかとない魅力があります。
ずっと見ていても飽きないですね。
それどころか
ちょっとイライラしていても
子どもの絵を見ると
心が癒されて
あら不思議
さっきまでのイライラが
どこかへ行ってしまった。
などということも起きちゃいます。
いったいなぜって思いません?
で、
子どもの絵が大好きな私としては
その理由を考えてみたというわけなのです。
あれこれ考えて、
見つかりました。
見つかりました。
それは
「子どもは
描きたいから描いている」
からではないでしょうか。
上手に描きたいというよりも
まず
描きたいから描いている。
それが
大人の心を打つのでは?
と気が付きました。
実際
小学校の一年生の子どもたちに絵を描かせると
ぐんぐん描きます。
どんどん描きます。
始めの頃はクレヨンを使います。
お母さんの絵を描いて
首の部分ががなくても
胴体の部分から手がでていても
髪が少なくても
頭の上の方が平らでも
いいんです。
とにかく
描きたいように
どんどん
ぐんぐん
描く!
この
心のままに
まず
描くこと
昔は私にもできたのでしょうが
今は
できません。
どうなるか
と言いますと
描いては消し
描いては消し
の繰り返しになること間違いなしです。
「上手に描きたい」
という思いが強いからです(笑)
ですので
お子さんが
何かを
ぐんぐん
どんどん
描いていたら
「この髪の毛をもう少したくさん描いたら?」
とか
「この人の首はどこにあるの?」
と言いたいのを
ぐっとこらえて
のびのびと描かせてあげて下さい。
そして、
出来上がったら
「上手に描けたねぇ、お母さん、あなたの絵大好き!」
と言ってあげてくださいね。
ここで
ぜひあなたに知ってもらいたい
ステキな
取り組みを
ご紹介します。
まさに
子どもの絵の力が
大勢の大人を救っているというお話です。
大阪府高槻市に
宮田運輸という運送屋さんがあります。
運送屋さんというと
あなたは
何を想像します?
はい、
トラックですよね。
一見いかつい大きなトラックと
子どもの可愛い絵が
結びつくとは
考えにくいのですが・・・
それがですね。
なんともステキなお話なのですよ。
宮田運輸の社長、宮田さんは
トラックの死亡事故がきっかけで
子どもの頃から大好きだったトラックが
大嫌いになり、ご自身も大変苦しみました。
そして
このような事故を無くすにはどうしたらよいかと
IT機器を駆使した安全対策を考えます。
しかし、
それだけではなく
最終的にはトラックを運転する
ドライバーの心にゆとりや優しい気持ちがなければ
事故は無くならないと気づき、
なんと
子どもたちの絵を
トラックの車体にラッピングしてしまったのです。
え
ラッピングって
って思いますよね。
ホームページの写真を見ますと
トラックの後ろに
子どもたちの絵が描かれています。
詳しくはこちらをご覧くださいね。
また
この子どもたちの絵がどれも
かわいい。
ほんとにかわいい。
この絵をラッピングしているトラックは無事故
というのもわかりますね。
この取り組みは
「子どもミュージアムプロジェクト」
として全国に
広がっているようです。
私も
いつか
このプロジェクトに参加している
トラックを
見てみたい!!
そんな気持ちになりました。
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編集後記
実は
私の部屋の壁に
子どもが幼稚園の時に描いてくれた絵と
色画用紙で作ってくれた帽子が
飾ってあります。
「お母さん、
これ、もうそろそろ外したら。」
って娘に言われましたが、
「いいの。飾っておきたいの。」
と言って
もうかれこれ26年以上も飾ってまーす(笑)
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「こんな時どうしたらいいと思いますか?」
「おすすめの○○を教えて下さい。」
などなど
あなたからの質問をお待ちしています。
遠慮せず、ぜひっ!!