以前、ボジティブ思考・プラス思考についてお伝えしましたね。
覚えていただいてますか?
最初は
「人生に起きてくることは全て自分のプラスになっている」
こんな考えが
突飛なものに思えました。
それで
自分で検証することにしたのですね。
その中で
前回お伝えしたのは
育児休暇を1年間取得せずに
子どもを保育園に預けて仕事に復帰。
県の発表などが重なり
体調をこわして急性胃炎になってしまったけれど
可愛い子どもたちとの出会いという
すばらしい宝物をいただいたという話でした。
今日は、その検証第2弾でございます。
それは
二人目の子どもを授かったときのことです。
今思えば油断していました。
一人目の子どもの時は
つわりはきつかったけれど
その他のことでは
特に気にすることはなかったので
マタニティスイミングなんぞも
行きました。
それで
二人目の時は完全に油断してしまったわけです。
校庭に出て陸上の指導をしていました。
県の大会に出る子の指導です。
10月になって寒い日があっても
続けて指導をしていました。
それから
子どもたちのノートを持って
階段をせっせと登ってもいました。
すると、妊娠2カ月半くらいの頃だったでしょうか。
ある日
職場で出血しました。
病院に行くと
「切迫流産です。即入院してください。」
と言われました。
即入院?
切迫流産?
クラスの子どもたちのことが心配でした。
学校に迷惑かける・・・
と思いましたが
先生の指示に従って入院することにしました。
つわりもきつかったです。
食べた物は全部吐いてしまうので
毎日点滴をしていました。
そして、
入院して1週間くらい経った日の夜中のことです。
真夜中に
お腹は痛くないのに出血しているのがわかりました。
えっ
と思って体を固くしても
どんどん出血して
ベッドが血の海になりました。
看護師さんが先生を呼んでくださいました。
先生は
「心音はまだ聞こえるから。ただし絶対安静。」
とおっしゃいました。
前置胎盤と言って
胎盤が子宮の入り口付近に付着する病気だそうです。
その日から
それまで廊下に出てお手洗いに行っていたのですが
おまるがベッドの隣にやってきました。
「あなたは、寝ているのが仕事です。」
と先生がおっしゃいました。
それから2か月間入院しました。
相変わらず
つわりはきつくて
毎日吐いていました。
吐く物が何もないのに
吐き気が起きて
ケロッ、ケロッと
胃がひっくりかえるような音が聞こえました。
点滴をしているのに
みるみる痩せて
腕時計が
肘のところまで上がりました。
気づけば
髪の毛もばっさばっさ抜けて
枕にびっしりとついていました。
お見舞いに来てくれた人の言葉が気になり
眠れない日が続きました。
気が狂いそうでした。
「このままだと死んでしまうかも。」
と思いました。
そんな極限状態の中にありながらも
私は
自分に問い続けていました。
「これは、私の人生にどんなプラスがあるのだろう。」
「これは、私に何を学ばせてくれるのだろう。」
応えはなかなか出ませんでした。
ずっと
問い続けて
問い続けて
2か月後に
やっと
答えが見つかりました。
それは
「感謝」
でした。
「私は今まで生きてきて、普通に結婚して仕事をして
一人目の子も授かって、普通に健康に暮らしてきた。
でも、そのことを当たり前だと思って
感謝してこなかった・・・。」
と気づきました。
「全てのことがありがたいことだったんだ。」
心からそう思いました。
私なりの答えなので
合っているかどうかはわかりません。
でも
この入院で
「感謝する心」
を学べたことは
自分の人生にとって
大きな大きなプラスとなりました。
ですので、
入院したことにも感謝しています。
ちなみに
その後胎盤は子宮が大きくなるにつれて上に上がり
自然分娩をすることができました。
これまた感謝、感謝です。
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編集後記
明日は石川県白山市立美川中学校で講演です。
インターネットで検索しますと
学年だよりに
体育大会の感想が載せてあります。
その中に
1年生の生徒の
「私が3年生になった時は今年の3年生みたいに1,2年生を
引っ張れるかっこいい姿になりたいです。」
という感想があったのです。
くーーーっ、すばらしい!!
先輩の後ろ姿を見ながら成長していくって
かっこいいわ~♪
明日がとても楽しみですっ!
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「こんな時どうしたらいいと思いますか?」
「おすすめの○○を教えて下さい。」
などなど
あなたからの質問をお待ちしています。
遠慮せず、ぜひっ!!