自他ともに認める無謀人間でございます。
はい。
「世の中に『石橋を叩いて渡る』ということわざがあるけど
あなたの辞書には『石橋は無い』わねぇ。」
なとどいうことも
よく言われます。
その私が
振り返ってみますに
あの時は
思わず言っちゃったけど
よく言える勇気があったものだなぁ
って思い出す事があります。
それは、
私が子どもたちいいところを書いて渡した後の出来事です。
私は
珍しくおずおずと子どもたちに切り出しました。
岩堀「あのう、ええっと・・・。そのう・・・。
先生ね、みんなにお願いがあるんだけど・・・。」
子どもたち「何ですか?」
岩堀「あのね、先生のいいところも書いてくれるかな?」
子どもたちに
「えーーーっ!」
なんて言われたらどうしようと思ったのですが
以外にも
子ども達は
とってもあっさりと
「いいですよ。」
と言って書き始めてくれました。
教室中がしーんと静まり返り
サラサラという鉛筆の音だけが聞こえます。
私はといいますと
これがまた結構ドキドキするんですよ。
「子どもたち一体何を書いてくれているんだろう?」
ってね。
友達同士いいところを書き合った時の
子どもたちの気持ちが少し分かりました。
もらって読んでみますと
これがまたうれしい。
小さなことでも
すごくうれしいのです。
それから
驚いたことや気が付いたこともありました。
それは、
「背が高い」
とか
「力が強い」
とか、
「声が大きい」
なんかは自分でも予想していたことなのですが、
予想外のことを書いてくれた子が何人もいたのです。
例えば
「約束はきちんと守ってくれる」
って書いてあったのです。
えっ、そんな風に思ってたの。
びっくりしました。
「今まで意識してなかったけれど
そんな風に思ってくれているのなら
これからも期待を裏切らないように
約束はきちんと守るようにしよう。」
と思いました。
そして
「そうか、人は、
自分が思ってもいないいいところを教えてもらうと
これからもその期待に沿うようにしたい思うんだ。」
と気づいたのです。
子どもたちから書いてもらった言葉は
今も私の宝物ファイルの中に大切に入れて
あります。
えっ
「どんなことが書いてあったの?」
ですって?
あの
えっと
それはですね。
うーん・・・
お恥ずかしいのですが
このブログを読んでくれているあなたに
ちょっぴりだけ
お伝えしますね。
子ども達はこんな風に書いてくれました。(以下原文のまま)
■・算数でかなり長く式を書かなきゃいけない時や
分からない時に、「岩堀家の裏わざ」って言って
いろいろとていねいに教えてくれる。
・習字などとてもくわしく気をつけた方がいいところなどを
教えてくれる。
・運動神経がとてもいい。
・やさしい(とても)
■・おこるとこわいけど、いつもやさしい。
・いつも教室が楽しくなる。
・先生は、なわとびや水泳を教えるのがとてもうまい。
■・やさしい。
・明るい。
・おもしろい。
・マラソンで走っている時ずっと応えんしてくれた。
・わからないところを教えてくれる。
・私がいやなことがあったら先生が解決してくれる。
■・やさしい。
・きびしいところがいい。
・力が強い。
・たとえば、うでずもうが強い。
全てが私の宝物です!!!
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編集後記
今日は
新潟県の新発田市の社会福祉協議会のお招きで
講演をさせていただきました。
見守り隊や
民生委員さんなどをされている方々や
他のボランティア活動をされている方々が
参加されていました。
ボランティアで
色々な活動を行っていらっしゃるだけあって
みなさんとてもお元気でした。
そして、真剣に私の話を聴いてくださいました。
「母の歌」
を歌った後
「CDを買いたいです!!」
と言っていただきましたーーーっ!!(涙)
今日も
最後まで読んでいただいて
ありがとうございました!!
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「こんな時どうしたらいいと思いますか?」
「おすすめの○○を教えて下さい。」
などなど
あなたからの質問をお待ちしています。
遠慮せず、ぜひっ!!