昨日は東京で開かれていた公開シンポジウムに
行ってきました~♪
今日の日の開催は
ネットで知りました。
そのお知らせを見た時
おっ
と思いました。
それは
タイトルが
「本物の自尊心を育むために」
だったからです。
おお、
「本物の自尊心」
私も常々考えていることだ。
何か面白い情報が得られるかも。
うーん、
気になる・・・
でも、
前の日は新潟。
行こうかな、どうしようかな。
行きたいな。
よし、行こう!
新潟から
東京へ行って参加して、
福井に帰ればOKだ。
ということで
参加を決めました。
主催は
私も会員になっている
日本教育心理学会。
あとね
開催場所も魅力だったのです。
まだ一度も行ったことが無い場所。
それは
ジャジャーン!
東京大学本郷キャンパス!!
東京大学のキャンパスの中で
一番大きなところです。
都営地下鉄大江戸線に乗って
本郷三丁目駅で降り、
五分ほど歩いて、
あの有名な
「赤門」
を通って会場へ行ってきました~♪(ミーハーですぅ(笑))
中は、
250人以上の人で
びっしりと席が埋まっていました。
改めて
みなさんの関心の高さを感じました。
で、
シンポジウムの内容についてですが、
まず
「自尊心・自尊感情・自己肯定感」
という言葉について。
これらの言葉は
厳密に言いますと
意味はそれぞれ違うと
私は考えています。
この考え方は、どちらかと言えば
心理学的な考えです。
しかし、
教育の分野では
それほど厳密に区別はされていません。
実際、
文部科学省の
国立教育政策研究所が出している
「生徒指導リーフ」
を見ますと、
『「自尊感情」とは
心理学用語 Self Esteem の訳語として定着した概念です。一般的には、「自己肯定感」「自
己存在感」「自己効力感」等の語などと、ほぼ同じ意味合いで用いられているようです。』
と書かれています。
また、東京都教育委員会では、
以下の様に定義しています。
『東京都における「自尊感情」の定義
自分のできることできないことなどすべての要素を包括した意味での「自分」を
他者とのかかわり合いを通してかけがえのない存在、価値ある存在としてとらえる気持ち
自尊感情は他者との関わり合いを通して育んでいくことが大事である。』
私は、
自尊感情を
「自分自身を価値のある人間だと思って、自分を大切にしようとする気持ち」
自己肯定感を
「欠点も長所もある自分をありのままに認め、これでいいんだと思える気持ち
一言でいうと、自分のことを好きかどうか」
というふうに考えています。
この
「自分のことを好きかどうか」
というのは、
フランスの有名な心理学者の
クリストフ・アンドレ先生も
ご自身の著書
「自己評価の心理学」
の中でおっしゃっている言葉です。
ですので
一つの指標として
講演会の前にお客様に聞いてます。
そして、
参加してくださった方に
少しでも自分のことを好きになってもらいたい!
と願って講演させていただいています。
これからもその思いは変わりません。
ということで
今日は、自尊感情・自己肯定感についてでした~♪
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編集後記
余談ですが
アンドレ先生の本は
その後も何冊も日本語に翻訳されています。
その中の一冊に、日本人の翻訳者の言葉が載っていて、
「クリストフ・アンドレ氏は、
フランスの心理学者の第一人者です。」
と書いてありました!!
うれしい言葉でした。
フランスまで会いに出かけて
実際にお会いしたのは
約七年前の冬休みになりますが、
あの時のことは今でもはっきりと覚えています。
私が持参した子どもたちの宝物ファイルを見て、
「世の中の本物というものは全てシンプルだ。
でも、それでいて大変に奥が深い。
あなたの行ってこられたのは正にそれですよ。
これまでの10年以上、これだけの成果があるのだから、
今後の10年間はこれを世に広めていくのが
あなたの使命です!」
と言ってくださったのです。
思いかげない言葉に
胸がいっぱいになりました。
この言葉は今も
私の心の糧になっています。
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今日も
最後まで読んでいただいて
ありがとうございました!!
「こんな時どうしたらいいと思いますか?」
「おすすめの○○を教えて下さい。」
などなど
あなたからの質問をお待ちしています。
遠慮せず、ぜひっ!!