2000年の11月28日に始めた宝物ファイルプログラム。
今日は、
子どもたちが友達同士いいところを書き合った時の
エピソードお話しますね。
友達同士のいいところを
付箋に書いて渡した時のことです。
岩堀「付箋には、〇〇さんへと書いて、
最後には〇〇よりと書きましょう。」
と私が説明をして
始まりました。
途中まで順調に進んでいたのですが・・・
問題発生です。
何やら怒っている子がいるのですよ。
A子さんからもらった言葉を読んで
B男さんが
「えーっ、俺、ドッジボールでキャッチするのうまくないもん。
お前の方がうまいのになんでこんなこと書くんや。」
って抗議しているのです。
言われたA子さんは困った顔をしています。
そこで私は
書く作業を一時中断しました。
岩堀「今、みんなの声が聞こえてきてね、
『なんでやー』って怒っている人がいたのね。
先生は、このクラスのみんながもっと仲良くなれるように
と思っていいところを書くことを始めたんだけど、
何で腹が立ったのか教えてくれる?
先生、怒ってないよ。わけを聞きたいだけ。」
B男「だって、ぼく、ドッジボールうまくありません。」
岩堀「そっかー、だから、ドッジボールがうまいと書かれて
嫌みだと思ったのかな?」
B男「はい。」
岩堀「じゃあ、A子さんに聞いてみるよ。本当にB男さんが
ドッジボールうまくなったと思って書いたの?」
A子「はい。」
岩堀「じゃあ、みんなにも聞いてみよう。B男さんが
ドッジボールうまくなったと思う人。」
クラスのみんな「はーい!!」
クラスのみんなが手を挙げました。
それを
びっくりした顔で見つめるB男さん。
実は、
B男さんはスポーツがやや苦手でした。
でも、スポーツ少年団の野球チームに入って
少しずつ肩も強くなり、
体育のドッジボールの試合では
クラスのみんなが
「おおっ!!」
と驚くようなファインプレイを連発していたのです。
A子さんは
そのことをよく見ていて
ちゃんと付箋に書いて渡したというわけです。
B男さんは
これまでスポーツのことで褒められたことがなかったため
初めは素直に信じられなかったのです。
ですので
勘違いして怒ってしまったというわけです。
岩堀「みんなもB男さんがドッジボールうまくなったって
言ってるよ。先生もそう思うよ。だから自信をもってね。」
B男「はい。」
これで
ひとまず一件落着となりました。
その後
B男さん、どうなったと思います?
その当時
毎日朝の時間に校庭を走っていたのですが
その後も一生懸命走るようになりました。
背が伸びて、身体つきもすらりとしてきました。
そして、
マラソン大会の練習の時は
学年で二位に入るなど
運動面でさらにがんばるようになりました。
今日の話のように
自信のないお子さんは
最初は周りからの言葉を素直に受け止められないかしれません。
でも
そんな時は
一回であきらめるのではなく
何回も何回も伝えてあげてくださいね。
次第に自信が芽生えてきて
びっくりするほど
伸び始めますよ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
編集後記
朝晩めっきり
寒くなってきましたね。
福井生まれの
福井育ち。
その雪国福井の中でも
雪が多めの勝山市というところで生まれたのに
名前にも
『雪』
の字がついているのに
寒い季節は
とーーっても苦手なのです(涙)
で
この季節になりますと
ずっと手放せないものがあります。
それは
「貼るホッカイロ」
です。
どなたが考えて下さったのかわかりませんが
ホントにありがたいです。
今は一枚ですが
そのうち二枚になりま~す(笑)
今日も
最後まで読んでいただいて
ありがとうございます!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「こんな時どうしたらいいと思いますか?」
「おすすめの○○を教えて下さい。」
などなど
あなたからの質問をお待ちしています。
遠慮せず、ぜひっ!!