昨日は大人の睡眠の大切さについてお伝えしました。
今日は、
教師時代に真剣に自分から「学びたい!」と思ったのはなぜか?
についてお話しますね。
教師になってから何年かは
仕事もとても楽しかったのですが
もともとスポーツ好きなこともあって
休日はテニスに明け暮れ
県の試合にもエントリーして
たくさんの試合に出ていました。
仕事とテニスと
それはそれでとても充実していました。
自分なりに一生懸命仕事をしているつもりでした。
でも
今正直に振り返ってみますと
教師としてもっと子どもたちにできることがあったのでは
と思えるのです。
そんな私が変わったのは
自分が子どもを産んでからのことです。
育児をして仕事をして
毎日へとへとに疲れていました。
続けられたのは可愛い我が子ためだったからです。
そんな育児に大変な日々を送っていたある日
私はこんなことに気付きました。
「今受け持っている子どもたちも
全員がこのように
毎日オムツを替えてもらい、
熱が出たらすぐお医者さんに行くというように
親御さんに大事に大事に
育てられてきたお子さんなんだ。
私にとっては三十人のうちの一人でも、
親御さんにとってはたった一人の我が子なんだ。」
考えてみれば当たり前のことです。
それまでも頭では分かっているつもりでした。
でも
自分が子どもを育ててみて
心から実感しました。
それからは
いつも
「親御さんにとってはかけがえのないたった一人の我が子なんだ」
ということを忘れないようにと気をつけてきました。
育児と仕事は相変わらず大変でしたが,
その気持ちで接すると
クラスの子どもたちがますます可愛く思えました。
持ち上がりで2年生を担任させてもらえることになった時は、
1年生の時と比べるとその成長がはっきりと分かりました。
「教室の掲示物も自分たちで上手に張替えができるようになったなぁ。」
「作文や物語なども長い文章を書けるようになってきたなぁ。」
などです。
その成長ぶりを目の当たりにするにつれ,
私の心の中に
「この子らをもっと伸ばしたい。
そのために自分からもっともっと学びたい!!」
という思いがどんどん芽生えてきました。
本屋さんへ行き,良さそうな教育書を片っ端から買いました。
100冊を超えるシリーズものでも
子どもたちの役に立ちそうだと思える本は躊躇せず買いました。
その本を端からむさぼるように読みました。
クラス替えがあり子どもたちは3年生になりました。
私は,なんとまた3年生の担任をさせていただくことになりました。
本の中で実践できるものをどんどん実践しました。
「なわとびの二重跳びを跳ばせるためにどうしたらいいか」
「効果的な逆上がりの指導方法」
「作文の書き方」
「図画の描き方」などなど・・・。
そして,クラス全員が逆上がり,
クロール25m,
県名県庁所在地を覚えるなどにも挑戦して
次々と目標を達成していきました。
マラソン大会もなわとび大会も,
子どもたちは自分の記録を次々と塗り替えて
自己新記録を出しました。
一緒に喜び合いました。
子どもは無限の可能性をもっていることを
子どもたちから教えてもらいました。
子どもたちの成長ぶりを間近で見られて
こんなに幸せなことはありませんでした。
「この子らのためになることならもっともっと学びたい!!
どんなことでもやりたい!!」
そう思いながら毎日仕事をしていました。
私は本当に幸せ者でした。
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編集後記
昨日の編集後記で書いた万国博覧会、
大坂に決まりましたねぇ\(^o^)/
いやぁ、うれしいなぁ\(^o^)/
どんな展示が見られるか
今からとっても楽しみです。
前回万博の目玉は「月の石」
でしたが
今度はどんなものが目玉になるのか。
今からとっても楽しみです。
ぜひぜひ行くぞーーーっ!!
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「こんな時どうしたらいいと思いますか?」
「おすすめの○○を教えて下さい。」
などなど
あなたからの質問をお待ちしています。
遠慮せず、ぜひっ!!